
八方美人・なんでも屋は相手にされない!
多くのビジネスサイトは、自社が行っているサービスをすべてメニュー化して、表示します。
そうするとどうしても八方美人なサイトになってしまい、
『なんでもお気軽にご相談ください!!』
というような内容になってしまいます。
たとえば、建設会社の事例を挙げてみると、以下のようなサイトが多いようです。

仮に、上記の3人がアクセスして来たとして、このページを閲覧したとする。
果たして、魅力的に感じるだろうか?満足するだろうか?
もちろん、それぞれのメニューが単独のサイトを構成できる程の量と質を兼ね備えていれば話は別だが…。
たまたま凄い近所だったとか…。
リフォームを考えているお客さんにとっては、マンションやビル建設、分譲住宅の情報は邪魔でしかありません。それよりも、キッチンをきれいにしたい!トイレをウォッシュレットにしたい!etc…。
そうです、自分の悩みがどう解決されるかを知りたいのです。
会社案内の役割だとすれば、合格点かもしれないが、営業ツールとしてはかなり弱い印象です。
ライバルサイトが多い業界で、この内容で集客し、問合せを取得するのは至難の業でしょうね。
あなたのサイトはいかがですか? ⇒こんなの問題ない!!という方は戦略会議ステージ2へ
ケーススタディで考えてみましょう

ここで、WEB戦略会議!!
ひとつのケーススタディで考えてみましょう。
『価格競争は避けたい、狭小住宅の実績が多いので、その強みを生かしてWEB上営業展開をはかりたい。』
という事業者がいたとします。
これをテーマ化していくわけですが、住宅を建替える人が契約に至るまでの簡単な段階を図にしました。(右の図)
もちろん人によって、たどる順番などが違うでしょう。
考えられる限りステージを並べた方がより具体的なテーマを抽出できる可能性が拡がります。
競合を避けたいので、お客さんが②の展示場に行く前や、行った直後のテーマを狙うことにしましょう。(ここでより多くの議論をすべき)
そこで出てきたテーマは
『展示場に行っても見つからない、答えはあなたの敷地の中に…』
『展示場のように立派な敷地がなくても大丈夫!狭い敷地の事例集』
『敷地の坪数別、狭小住宅事例集』
ここでも、より多くのテーマを絞りだしましょう。
②の周辺をうろうろしているお客さんにとっては魅力的に
映らないでしょうか?
展示場に行ってみて、『なんか自分のイメージとはちがうな~』『うちの敷地はこんなに大きくないし』などと考える方も多いはずです。
占いなんかで、自分がなんとなく考えたり、思ったりしたことをズバリ当てられると、信用してしまいます。
『最近、疲れてないですか?自分が思っていることをなかなか口に出せないタイプですね?』
おお、この人わかってるー。となり、つい心を許してしまうのです。
キッチンのリフォームをしようか迷っている人に対し、
『マンション・ビル、リフォーム、建替など住宅のことなら何でもご相談ください!!
何せ実績50年ですから』
と力説してもピンと来ない…。
でもこの話をすると、『○○しかできない会社』と思われるのが嫌だと言う方がいます。
そうした場合、ドメインを分ければよいのです。上記のような、会社案内的な公式サイトと、『狭小住宅専門チーム』のサイト2つ持てば良いのです。(xxx.co.jp と xxx.com のように)
セグメントが鍵!! 内容も、競合先も、分けてしまえば。。。
もしあなたが、小さい敷地に住んでいて、家を建てようとするとき、『狭小住宅専門チーム』に頼みますか?
『何でも住宅屋さん』に頼みますか?
世の中の大多数の、一般のお客さんは『専門チーム』を選ぶでしょう。

上記は、お客さんが、サービスや商品を購入するために、サイトにやってくる心理状態を大まかに3つに分けたものです。
住宅での事例
①「本当に希望通りに家が建つんだろうか、予算オーバーしないだろうか」
②「スタイリッシュな生活がしたい、床暖房を入れたい」
③「減税の期間が今年で終わってしまう。金利が安いうちに…」
こうして、何でもセグメント(区分け)をして、メッセージを発信することが大切です。
「あ、これ私が悩んでいる事だ」「まるで私のことを言っているようだ」「そうそう問題はそこなんだよ」
という状況を積み上げると、かなりの信頼を得られるはずです。
ここまで絞っても、古い業界だと、まだまだライバルがいます。
ユーザーは納得した答えが出るまで、探しつづけます。
あなたのサイトに好感を持ったとしても、まだまだ油断ができません。
自社のサービスとライバル会社のサービスをWEB上でユーザーの立場から比較しましょう。
このような業界のポジショニング図を作成しながら、自社のサービスの場合、どこの位置であれば、勝負できるのかを冷静に判断しましょう。
こうした業界マップを作成したりしながら、自分たちのWEB上の振る舞いやポジショニングを決めていきます。
どうしてもかぶってしまう領域やサービスあると思います。
そこは表現や視覚化などをして差をつけましょう。
ライバルが謳ってない文句はすべて網羅する勢いでやりましょう。
WEB戦略会議では、

上の図のような、マインドマップというツールを使ってサイトの構成に関して題材を練っていきます。
(アイデアを数珠つなぎに発想していく手法で、WEBの内容を検討するのに大変便利なツールです。)
テーマが出来上がると、次はターゲットとなるお客さんをどうやってサイトに連れてくるかの対策を行います。
つまり、②のステージ周辺にいる人と、WEB上で接点をより多く持つことに注力すればよいのです。


